●森の仲間たちの友情物語!
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「風のみみ 雲のしっぽ」 | ![]() |
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☆あらすじ☆ 今日も森には、ゴロザエモンとフー太の歌が聞こえてくる。 元気もののキツネ、ゴロザエモンは人を化かすのがとっても得意。 森の仲間、タヌキのフー太は気が弱くって、まだ石コロにも化けられない。 そんな二匹はいつもいっしょで、何でもわけっこ。 村のじいさま、もくじっちゃは、ゴロザエモンが何に化けても、すぐ見やぶって しまうのだ。 ある日、もくじっちゃに見やぶられたゴロザエモンは、フー太に八つ当たりして 森を飛び出してしまう。 なんとかして、もくじっちゃをギャフンと言わせようと、家へ忍びこんでみると、 もくじっちゃは病気で 寝こんでいたのだった。もくじっちゃに元気を出させようと、ゴロザエモンはある 事を思いつく。 それは・・・・・ゴロザエモンの化ける力では、とてもできそうにない事だった。 ゴロザエモンは森一番の物知り、カラスのカンクロに知恵をかりる。カンクロは カアーと一声鳴いてこう言った。「バケダラ大王を呼び出せ」 バケダラ大王とは? けんかしてしまったフー太との友情の行方は? |
◎ふーせん劇場パンフレットの推薦文を書いて頂いた、川田先生の原作です。 この作品は一番大きな作品で、対象年齢も幼児からお年寄りまでと幅広く見ることできる 人形劇です。 物語は子供たちの世界を描いていますが、私たちの身近な生活や、心の世界を描いていて、 子供たちの目を通して色々なモノを見ることができます。 人形たちの世界では、人も動物も、不思議な生き物さえも、同じ次元で息づいています。 忘れてしまっている子供の心・・・・・人間も動物も同じ“生き物”だと思い出します。 気が強い子も弱い子も、のんびりやもドジな子も皆が仲間で、誰一人かけても物語りは成り 立ちません。暖かい心を大切にしたいと思える作品です。 そして自然体を意識した演出方法、工夫を凝らした舞台美術なども、物語の奥行きを深く しています。 |
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